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介護保険制度ガイド

介護保険サービス 完全ガイド

介護給付・予防給付のすべてのサービスを、利用シーン・費用目安とともにわかりやすく解説します。
(費用目安は1割負担・標準的な地域区分の場合)

🏠

在宅サービス

住み慣れた自宅での生活を支えるサービスです。訪問系・通所系・短期入所系などがあり、ケアマネジャーが作成するケアプランに基づき利用します。

💡 支給限度額について: 在宅サービスには月ごとの支給限度額があります(例:要介護3で約27万円分)。限度額内であれば1〜3割の自己負担でサービスを組み合わせて利用できます。 施設サービス・居宅療養管理指導・特定福祉用具購入・住宅改修は限度額の対象外です。

訪問系サービス(自宅に来てもらう)

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訪問介護
ホームヘルプサービス / 介護福祉士・ホームヘルパーが訪問
介護給付(要介護1〜5) 総合事業(要支援1・2・事業対象者)
こんな方が利用します 一人で食事・入浴・トイレが難しい方、家事(調理・掃除・洗濯)ができない方。介護福祉士・ホームヘルパーが自宅を訪問し、身体介護または生活援助を行います。
🤲 身体介護(身体に直接触れるケア)
・食事介助(食事の支援)
・入浴介助・清拭(体を拭いて清潔にする)
・排泄介助(トイレ誘導・おむつ交換)
・歩行・移乗・移動介助
・更衣介助(着替えのサポート)
・体位変換(床ずれ予防の姿勢交換)
・たん吸引・経管栄養(※研修修了者のみ)
🏠 生活援助(家事が困難な場合の日常生活支援)
・掃除(居間・ゴミ出しなど)
・洗濯(洗う・干す・たたむ・整理)
・食事準備(買い物代行・調理・配膳・片づけ)
・爪切り・血圧測定・耳垢除去
 (医療行為でないもの)
⚠️ 訪問介護で受けられないもの
家族分の家事代行(料理・洗濯・掃除)/ インスリン注射・点滴などの医療行為 / 窓ガラス拭き・庭の草むしり・ペットの散歩など生活に必須でない家事
※「2時間ルール」:1日に複数回利用する場合、各サービスの間隔は原則2時間以上空ける必要があります。
🌿 総合事業について:要支援1・2の方および基本チェックリストで「事業対象者」と判定された65歳以上の方も、市区町村の「介護予防・日常生活支援総合事業」の訪問型サービス(第1号訪問事業)として利用できます。生活援助中心のサービスが基本で、市区町村によって内容が異なります。
費用目安(1割・2024年度)
身体介護 20分未満:163円 / 20〜30分:255円 / 30〜60分:387円
生活援助 20〜45分:179円 / 45分以上:220円
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訪問入浴介護
自宅に浴槽を持ち込み入浴介助
介護給付(要介護1〜5) 予防給付(要支援1・2)
こんな方が利用します 自宅の浴室を使えない重度の方や、寝たきりで自宅入浴が困難な方。専用の浴槽を積んだ車が自宅に来て、看護師・介護職員が介助します。
費用目安(1割・1回)
約130円(予防) / 約126円(介護給付)
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訪問看護
看護師等が自宅を訪問
介護給付(要介護1〜5) 予防給付(要支援1・2)
こんな方が利用します 病気・障がいがあり自宅で医療的ケアが必要な方。褥瘡処置・点滴管理・人工呼吸器管理・服薬確認などを看護師が行います。
費用目安(1割・30分未満)
約470円〜(訪問看護ステーション)
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訪問リハビリテーション
PT・OT・STが自宅を訪問
介護給付(要介護1〜5) 予防給付(要支援1・2)
こんな方が利用します 脳卒中後遺症や骨折後で自宅での生活動作(歩行・着替え・調理)を回復・維持したい方。外出が困難でも専門家がリハビリを届けます。
費用目安(1割・1回20分)
約30円〜

通所系サービス(施設に通う)

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通所介護
デイサービス
介護給付(要介護1〜5) 総合事業(要支援1・2・事業対象者)
こんな方が利用します 自宅での孤立を防ぎたい・社会参加を続けたい方や、家族の介護負担を減らしたい場合。送迎付きで日中の食事・入浴・レクリエーション・機能訓練を受けられます。
🌿 総合事業について:要支援1・2の方および事業対象者の方も、市区町村の「介護予防・日常生活支援総合事業」の通所型サービス(第1号通所事業)として利用できます。地域によって体操教室・ミニデイなど多様な形態があります。
費用目安(1割・要介護3・7〜8時間)
約714円〜/回
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通所リハビリテーション
デイケア
介護給付(要介護1〜5) 予防給付(要支援1・2)
こんな方が利用します 機能回復・維持を目的とするリハビリが必要な方。老健や病院に通い、医師の指示のもとPT・OT・STによる本格的なリハビリを受けます。
費用目安(1割・要介護3・6〜8時間)
約836円〜/回
🌿
介護予防通所リハビリ
予防デイケア
予防給付(要支援1・2)
こんな方が利用します 要支援の方で、これ以上状態が悪化しないようリハビリで維持・改善を図りたい方。月単位の定額制で利用できます。
費用目安(1割・要支援2・月額)
約3,715円/月

短期入所系サービス(施設に泊まる)

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短期入所生活介護
ショートステイ(生活介護)
介護給付(要介護1〜5) 予防給付(要支援1・2)
こんな方が利用します 家族の冠婚葬祭・旅行・病気などで一時的に在宅介護が難しい場合。特養等に短期間入所し、食事・入浴・介護を受けます。介護者の休息(レスパイト)にも活用されます。
費用目安(1割・要介護3・多床室)
約752円〜/日(別途食費・宿泊費)
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短期入所療養介護
ショートステイ(医療型)
介護給付(要介護1〜5) 予防給付(要支援1・2)
こんな方が利用します 医療的管理が必要な方(経管栄養・褥瘡ケア等)のショートステイ。老人保健施設や介護医療院に短期入所し、医師・看護師による医療的ケアを受けます。
費用目安(1割・要介護3・多床室)
約808円〜/日(別途食費・宿泊費)

居住系サービス(介護保険指定を受けた施設に住む)

自宅ではなく介護保険が適用される施設に入居しながら、在宅と同様の居宅サービスとして介護保険を利用するカテゴリです。

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特定施設入居者生活介護
有料老人ホーム・軽費老人ホーム・養護老人ホーム等への介護保険適用(居宅サービス)
介護給付(要介護1〜5) 予防給付(要支援1・2)
🏠 対象施設と入居条件
介護付き有料老人ホーム(入居定員30人以上)
軽費老人ホーム(ケアハウス)
養護老人ホーム(介護専用型)
※定員29人以下の場合は「地域密着型特定施設」として別区分
※住民票の市区町村に制限なし(全国利用可能)
📋 提供サービス内容
・入浴・排泄・食事などの介護
・洗濯・掃除等の家事援助
・生活相談・助言
・機能訓練
・療養上の世話
※施設スタッフによる直接提供型と外部委託型(外部サービス利用型)がある
📌 居宅サービスと施設サービスの違い:特定施設入居者生活介護は「居宅サービス」に分類されるため、支給限度額の対象内となります。また、グループホームや地域密着型特定施設と異なり、住民票の制限がないため全国どこの施設も利用できます。
費用目安(1割・要介護3・月額)
介護保険分:約19,980円/月(介護サービス費のみ) + 施設の居住費・食費・管理費等(実費)が別途必要

複合型サービス(地域密着型)

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小規模多機能型居宅介護
通い・泊まり・訪問を一体提供
介護給付(要介護1〜5) 予防給付(要支援1・2)
こんな方が利用します 在宅でできる限り生活を続けたいが、「通い・泊まり・訪問」を柔軟に使いたい方。1か所の事業所で馴染みのスタッフが一貫してケアします。ケアマネジャーも事業所所属のスタッフに変更となります。
費用目安(1割・要介護3・月額)
約10,423円/月(定額・泊まり・食費は別途)
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認知症対応型共同生活介護
グループホーム(地域密着型)
介護給付(要介護1〜5) 予防給付(要支援2のみ)
こんな方が利用します 認知症の診断を受け、少人数の家庭的な環境でケアを受けたい方。1ユニット9人以下の小規模な住居で共同生活しながら、家事や日常の活動をスタッフと一緒に行います。住民票と同じ市区町村内の施設のみ利用可。
費用目安(1割・要介護3・月額)
約24,690円/月(介護保険分のみ・家賃・食費別途)
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看護小規模多機能型居宅介護
小多機能+訪問看護の複合型(地域密着型)
介護給付(要介護1〜5)
こんな方が利用します 医療的ケアが必要で、かつ通い・泊まり・訪問を柔軟に使いたい方。訪問看護と小規模多機能居宅介護を一体化した医療・介護の複合サービスです。住民票と同一市区町村内の事業所のみ利用可。
費用目安(1割・要介護3・月額)
約27,117円/月(定額・泊まり・食費は別途)
🏘️ 夜間対応型訪問介護・定期巡回・随時対応型訪問介護看護も在宅生活を支えるサービスです: これらは「地域密着型サービス」に分類されます。詳しくは「🏘️ 地域密着型」タブをご覧ください。

ケアマネジメント

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居宅介護支援(ケアマネジメント)
介護給付のみ / 利用者負担なし
介護給付(要介護1〜5)
こんな方が利用します 在宅で介護保険サービスを使いたいすべての要介護者。ケアマネジャーが利用者の状態・希望に合ったケアプランを作成し、各サービス事業所との調整を行います。 費用:利用者負担ゼロ(全額介護保険)
※費用は2024年度介護報酬改定後の目安です。地域加算・各種加算により実際の費用は変動します。食費・宿泊費・日常生活費は別途自己負担となります。
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施設サービス

介護保険の施設サービスは「要介護認定を受けた方」が対象で、原則として要介護1以上(特養は原則要介護3以上)が入所の条件です。施設サービスには支給限度額の制限がなく、施設が定める基準に基づきサービスが提供されます。

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特別養護老人ホーム(特養)
介護老人福祉施設 / 入所対象:原則 要介護3以上
こんな方が入所します

自宅での生活が困難で、常時介護が必要な重度の要介護者。認知症対応も充実しており、「終の棲家」として長期入所できる公的施設です。要介護3未満は特例を除き入所不可。

サービス内容

24時間の介護・看護、食事・入浴・排泄の介助、機能訓練、レクリエーション、看取りケア。医師は非常勤でも配置義務あり。

💴 費用目安(1割・要介護3・多床室):介護保険費 約2万円台/月+ 食費(月4〜7万円)+ 居住費(月0〜7万円)= 合計 約6〜12万円/月が目安
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介護老人保健施設(老健)
リハビリを通じて在宅復帰を目指す施設 / 入所対象:要介護1以上
こんな方が入所します

病院での治療が終了し、在宅復帰に向けたリハビリを必要としている方。「病院と自宅の中間施設」として位置づけられ、3〜6か月での在宅復帰を目指します。

サービス内容

医師・看護師・PT・OT・ST・介護職員によるチームケア。集中的なリハビリと医療管理が特徴。在宅復帰・在宅療養支援機能を重視。

💴 費用目安(1割・要介護3・多床室):介護保険費 約2.5〜3万円/月+ 食費・居住費 = 合計 約8〜14万円/月が目安
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介護医療院
長期的な医療と介護の複合施設 / 入所対象:要介護1以上
こんな方が入所します

長期的な医療管理(経管栄養・喀痰吸引・インスリン管理等)と生活介護が同時に必要な方。長期療養が必要な方の「生活の場」となることを重視。2018年新設。

サービス内容

Ⅰ型(重度の医療が必要な方)・Ⅱ型(比較的安定した方)の2種類。医師・看護師が手厚く配置され、医療処置と生活支援を一体的に提供。看取りにも対応。

💴 費用目安(1割・要介護3・多床室):介護保険費 約3〜4万円/月+ 食費・居住費 = 合計 約9〜15万円/月が目安
📌 補足給付(特定入所者介護サービス費): 低所得の方には、施設の食費・居住費が軽減される「補足給付」制度があります。市区町村に申請し、「負担限度額認定証」の交付を受けると適用されます。
※施設サービスは支給限度額の対象外ですが、費用に占める1割(または2〜3割)の自己負担のほか、食費・居住費・日常生活費が実費となります。
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福祉用具貸与・特定福祉用具購入・住宅改修

介護に必要な用具のレンタル・購入・住宅改修を介護保険でサポートします。在宅サービスの支給限度額とは別枠(購入・改修)または含む(貸与)で計算されます。

福祉用具貸与(レンタル) 13品目

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特殊寝台(介護ベッド)
背上げ・脚上げ・高さ調整機能付き電動ベッド
こんな場面で使います

・起き上がりが辛い方が背ボタン1つで上体を起こせる
・ヘルパーが介助する際に腰への負担を軽減するため高さ調整
・夜間の体位変換が必要な寝たきりの方

対象要介護度

要介護2以上(要支援・要介護1は原則対象外)
※起き上がりや寝返りが困難な場合は要介護1でも例外適用あり

💴 月額目安(1割):約1,000〜2,500円/月 ※ベッドサイドレール・マットレスは別途
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歩行器
固定型・交互型・四輪歩行車(シルバーカー)
こんな場面で使います

・足腰が弱り単独歩行が不安定な方の屋内移動
・骨折後のリハビリ期に体重を支えながら歩行練習
・屋内の廊下・トイレまでの移動を安全にサポート

種類と特徴

固定型:両手でしっかり支えて前進
交互型:左右交互に出しながら歩行
四輪歩行車:屋外での買い物等に適し、座れるタイプも

💴 月額目安(1割):約200〜700円/月
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車いす
自走式・介助式・電動車いす
こんな場面で使います

・歩行が困難で移動距離が長い場合の屋内外移動
・外来受診・外出時の移動手段として
・転倒リスクが高い方の安全な移動確保

種類と特徴

自走式:自分でこぐタイプ(上肢筋力が必要)
介助式:介助者が押す小型・軽量タイプ
電動:操作がジョイスティックで重度でも使用可能

💴 月額目安(1割):約300〜1,000円/月(電動は別途) ※要介護2以上が原則
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手すり(工事不要・据え置き型)
置くだけで設置できる工事不要の手すり
こんな場面で使います

・玄関の上がり框で靴の着脱時の立ち座りサポート
・トイレ・浴室入口で立ち上がりを安定させる
・廊下や寝室に一時的に置いて転倒予防

工事が要る手すりとの違い

住宅改修(工事あり)とは異なり、貸与品は工事不要。引越しや模様替えでも移動可能。賃貸住宅にお住まいの方も気軽に使えます。

💴 月額目安(1割):約100〜400円/月
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その他の貸与品目(9品目)
スロープ / 歩行補助つえ / 床ずれ防止用具 / 体位変換器 / 移動用リフト / 排泄予測支援機器 / 自動排泄処理装置 / 認知症老人徘徊感知機器
スロープ・歩行補助つえ

段差のある玄関・廊下を安全に移動するためのスロープ、および杖歩行を補助するT字杖・ロフストランドクラッチ等

床ずれ防止・体位変換

エアマットレスで体圧を分散して褥瘡を予防。体位変換器はクッション等で定期的な体の向き変えを補助。

移動用リフト

ベッドから車いす等への移乗を介護者の腰への負担なく行う電動リフト。スリングシートを使い安全に吊り上げます。

排泄予測支援機器・自動排泄処理装置

排泄予測機器は超音波で膀胱の尿量を測定し排泄タイミングを通知。自動排泄処理装置は尿・便を自動で吸引し、夜間の介護負担を大幅軽減。

特定福祉用具購入 5品目(年10万円まで保険適用)

💡 福祉用具購入は、衛生上レンタルに向かない品目が対象。同一年度に10万円まで購入費が支給されます(1〜3割が自己負担)。
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腰掛け便座
洋式便座・ポータブルトイレ等
使用シーントイレ内での立ち座り補助、ベッドサイドに設置するポータブルトイレ。夜間や緊急時のトイレ対応に活用。
購入費目安(1割)
3,000〜10,000円程度
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入浴補助用具
シャワーチェア・浴槽台・入浴台等
使用シーン浴室内での立ち座り・浴槽への出入りを補助。転倒予防として浴槽をまたぐ際の腰・膝の負担を軽減。
購入費目安(1割)
1,000〜5,000円程度
🔒
簡易浴槽
空気・折りたたみ式の入浴容器
使用シーン通常の浴室が使えない寝たきりの方に、居室内で入浴できる簡易型浴槽。折りたたんで収納でき、訪問入浴との併用も可能。
購入費目安(1割)
1,000〜6,000円程度
🩹
排泄予測支援機器
超音波で膀胱の尿量を測定
使用シーンおむつへの排泄を減らしトイレ誘導のタイミングを把握したい方。尊厳ある排泄ケアと介護者の負担軽減に。
購入費目安(1割)
3,000〜10,000円程度
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移動用リフトのつり具部分
スリングシート
使用シーン移動用リフトに装着するシート。体に直接触れる衛生用具のため購入対象。定期的な交換で清潔に使用可能。
購入費目安(1割)
1,000〜5,000円程度

住宅改修 (生涯20万円まで保険適用)

💡 要介護度が3段階以上重くなった場合・転居した場合は、再度20万円の上限がリセットされます。事前申請が必要です。
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手すりの取り付け
壁・床に固定する工事を伴う手すり
施工場所廊下・トイレ・浴室・階段・玄関・居室の壁面や床。転倒予防と立ち座り補助の定番改修。L字型・I字型・縦型など用途に応じて選択。
費用目安(工事費込・1割)
1〜3万円程度(設置箇所数による)
📐
段差の解消
敷居・浴室・玄関の段差をなくす工事
施工内容部屋間の敷居段差の撤去、浴室の床かさ上げ、玄関のスロープ設置。つまずき転倒リスクが高い方・車いす使用者に特に有効。
費用目安(1割)
1〜5万円程度(箇所数・規模による)
🛖
床・通路面の材料変更
滑りにくい素材への張り替え
施工内容浴室床を滑りにくいタイルやシートに変更、廊下の絨毯をフローリングに変更(車いすの走行をスムーズに)など。
費用目安(1割)
1〜4万円程度
🚪
引き戸等への扉の取り替え
開き戸→引き戸・折り戸への変更
施工内容片手が不自由な方・車いす使用者が操作しやすいよう、開き戸を引き戸・折り戸・アコーディオン戸に変更。ドアノブをレバーハンドル型に変更も対象。
費用目安(1割)
1〜5万円程度
🛼
洋式便器等への取り替え
和式→洋式トイレへの変更
施工内容和式トイレを洋式に変更することで、立ち座りの負担を大幅軽減。既存の洋式便器を暖房便座・洗浄便座に取り替えることも対象。
費用目安(1割)
1〜5万円程度
※住宅改修は事前にケアマネジャーへ相談し、市区町村への事前申請が必要です。工事完了後に費用の1〜3割を自己負担し、残りが保険給付されます(償還払い方式または受領委任払い)。
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居宅療養管理指導

通院困難な方の自宅に、医師・歯科医師・薬剤師・管理栄養士・歯科衛生士等が訪問し、療養上の管理・指導を行うサービスです。在宅サービスの支給限度額には含まれません。

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医師・歯科医師による指導
在宅往診時の療養管理
介護給付・予防給付 両対応
こんな方が利用します 通院が困難な方に医師が訪問し、病状確認・投薬管理・療養上の指示を行います。ケアマネジャーへの情報提供も含まれ、ケアプランと医療の連携を担います。
費用目安(1割・月2回)
医師:約294円×2回 / 歯科医師:約228円×2回
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薬剤師による服薬指導
薬剤師が自宅に訪問
介護給付・予防給付 両対応
こんな方が利用します 複数の薬を服用しており管理が難しい方、薬の飲み忘れが心配な認知症の方。薬剤師が自宅を訪問し、薬の整理・正しい飲み方の指導・副作用の確認を行います。
費用目安(1割・月4回まで)
薬局薬剤師:約51円/回 / 病院薬剤師:約56円/回
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管理栄養士による食事指導
栄養管理・食事療法の指導
介護給付・予防給付 両対応
こんな方が利用します 糖尿病・高血圧・腎臓病などで食事療法が必要な方、食欲低下や低栄養が心配な方。管理栄養士が自宅を訪問し、個別の栄養計画を作成・指導します。
費用目安(1割・月2回)
約53円×2回
🦷
歯科衛生士等による口腔ケア
口腔清潔・義歯管理の指導
介護給付・予防給付 両対応
こんな方が利用します 口腔ケアが自力でできない方、誤嚥性肺炎の予防が必要な方。歯科衛生士が自宅を訪問し、ブラッシング指導・義歯の洗浄・口腔機能の維持訓練を行います。
費用目安(1割・月4回まで)
約36円/回
📌 居宅療養管理指導は支給限度額の対象外: 在宅サービスの月ごとの支給限度額に含まれないため、他のサービスを限度額いっぱい使っていても利用できます。ただし、訪問診療(医療保険)とは異なる介護保険のサービスです。
※費用は2024年度の介護報酬に基づく目安です。実際の費用は居宅療養管理指導計画書の内容により異なります。
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地域密着型サービス

住み慣れた地域での生活継続を支えるため、市区町村が指定・監督する小規模なサービスです。原則として住民票のある市区町村内の事業所のみ利用できます。介護給付対象(要介護1〜5)が中心ですが、一部は予防給付(要支援)にも対応しています。

訪問系(地域密着型)

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定期巡回・随時対応型
訪問介護看護
24時間対応の一体型サービス
介護給付(要介護1〜5)
こんな方が利用します 重度の要介護状態でも自宅での生活を続けたい方。1日複数回の短時間定期巡回と、緊急時の随時対応を24時間365日組み合わせて提供。訪問介護と訪問看護を一体または連携して提供する地域密着型の複合サービスです。
費用目安(1割・要介護3・月額)
約27,117円/月(看護あり一体型・定額)
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夜間対応型訪問介護
夜間帯の定期巡回・随時対応
介護給付(要介護1〜5)
こんな方が利用します 夜間の排泄介助・体位変換・急変対応が必要な方。夜間帯(原則22時〜翌6時)にヘルパーが定期巡回または随時訪問します。オペレーターへの通報装置(ケアコール端末)と組み合わせて利用します。
費用目安(1割・月額基本)
基本月額 約1,005円+定期巡回 約375円/回・随時 約595円/回

通所系(地域密着型)

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地域密着型通所介護
小規模デイサービス(定員18人以下)
介護給付(要介護1〜5) 総合事業(要支援1・2・事業対象者)
こんな方が利用します 大人数が苦手な方・少人数のアットホームな環境で過ごしたい方。利用定員18人以下の小規模なデイサービスで、食事・入浴・機能訓練・レクリエーションを提供。顔なじみのスタッフによる個別ケアが特徴です。
🌿 総合事業について:要支援1・2の方および事業対象者の方も、市区町村の「介護予防・日常生活支援総合事業」の通所型サービスとして利用できます。
費用目安(1割・要介護3・7〜8時間)
約779円〜/回
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療養通所介護
医療ニーズの高い方向けの通所介護
介護給付(要介護1〜5)
こんな方が利用します 常時看護師による観察が必要な難病・重度要介護者、またはがん末期の方。看護師が常駐する小規模な通所施設で、日常生活の介護と療養管理を一体的に提供します。
費用目安(1割・月額)
約12,691円/月(利用回数・時間によらない月単位の定額報酬)
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認知症対応型通所介護
認知症専門デイサービス
介護給付(要介護1〜5) 予防給付(要支援1・2)
こんな方が利用します 認知症の診断を受けた方で、通常のデイサービスでの対応が難しい方。認知症専門の少人数デイで、なじみの関係と生活リズムを重視したケアを受けます。
費用目安(1割・要介護3・7〜8時間)
約1,097円〜/回(単独型)

複合型・居住系(地域密着型)

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小規模多機能型居宅介護
通い・泊まり・訪問を一拠点で柔軟に提供
介護給付(要介護1〜5) 予防給付(要支援1・2)
こんな方が利用します 「通い」「泊まり」「訪問」を同じ馴染みのスタッフ・同じ事業所で受けたい方。状態の変化に合わせてサービスを柔軟に組み合わせられ、認知症や退院直後など生活の変化が大きい時期に特に有効です。月額定額制。
費用目安(1割・要介護3・月額)
約10,423円/月(定額・泊まり・食費は別途)
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看護小規模多機能型居宅介護
小多機能+訪問看護の複合型
介護給付(要介護1〜5)
こんな方が利用します 医療的ケアが必要で、かつ通い・泊まり・訪問を一体で使いたい方。小規模多機能型居宅介護に訪問看護を組み合わせ、医療依存度の高い方も地域で生活できる体制を整えます。
費用目安(1割・要介護3・月額)
約27,117円/月(定額・泊まり・食費は別途)
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認知症対応型共同生活介護
グループホーム
介護給付(要介護1〜5) 予防給付(要支援2のみ)
こんな方が利用します 認知症の診断を受け、少人数の家庭的な環境でケアを受けたい方。1ユニット9人以下の共同住居で、家事・入浴・食事などをスタッフと一緒に行う「なじみの暮らし」を実現します。
費用目安(1割・要介護3・月額)
約24,690円/月(介護保険分のみ・家賃・食費別途)
🏢
地域密着型特定施設
入居者生活介護
小規模な介護付き有料老人ホーム等(29人以下)
介護給付(要介護1〜5)
こんな方が利用します 入居定員29人以下の小規模な有料老人ホーム・軽費老人ホームに入居している要介護者。地域密着型のため、住み慣れた市区町村内での施設生活を継続できます。
費用目安(1割・要介護3・月額)
約19,980円/月(介護保険分のみ・居住費・食費別途)
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地域密着型介護老人福祉施設
入所者生活介護
小規模特養(入所定員29人以下)
介護給付(原則 要介護3以上)
こんな方が利用します 原則要介護3以上で常時介護が必要な方のうち、地域に根ざした小規模な特養への入所を希望する方。定員29人以下の地域密着型特養で、地域のケアチームと連携した手厚いケアを受けます。
費用目安(1割・要介護3・多床室)
介護保険費 約2万円台/月(食費・居住費別途)

地域密着型介護予防サービス(要支援1・2向け)

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介護予防認知症対応型通所介護
要支援向け認知症専門デイ
予防給付(要支援1・2)
こんな方が利用します 要支援の認知症の方で、認知機能の維持・改善と社会参加を目的にデイサービスを利用したい方。少人数で専門的なプログラムを受けます。
費用目安(1割・要支援2・月額)
約3,972円/月(月定額)
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介護予防小規模多機能型居宅介護
要支援向け小多機
予防給付(要支援1・2)
こんな方が利用します 要支援の方で通い・泊まり・訪問を柔軟に活用しながら、要介護状態への進行を予防したい方。同じ事業所の馴染みのスタッフが一貫してケアします。
費用目安(1割・要支援2・月額)
約3,715円/月(定額)
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介護予防認知症対応型
共同生活介護
要支援2のみ対象のグループホーム短期利用
予防給付(要支援2のみ)
こんな方が利用します 要支援2の認知症の方が対象。グループホームへの短期入所の形で、在宅生活の継続に向けた介護予防サービスを受けます。
費用目安(1割・要支援2・月額)
約7,497円/月
📌 地域密着型サービス利用上の注意: 地域密着型サービスは、原則として住民票のある市区町村内の事業所のみ利用できます(隣の市区町村の事業所は利用不可)。転居・引越しを伴う場合は、新住所地の市区町村でのサービス利用に切り替えが必要です。利用にはケアマネジャーによるケアプランの作成が必要です。
※費用は2024年度介護報酬改定後の目安です。地域加算・各種加算・食費・宿泊費等により実際の費用は異なります。
出典:厚生労働省「介護保険の解説 サービス編」介護サービス情報公表システム
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介護保険サービス一覧

介護給付(要介護1〜5)・予防給付(要支援1・2)の全サービスを一覧で確認できます。

カテゴリ サービス名 介護給付 予防給付 概要
在宅
訪問系
訪問介護(ホームヘルプ)総合事業
(要支援・事業対象者)
身体介護・生活援助(要支援・事業対象者は総合事業の訪問型サービスとして利用)
訪問入浴介護専用浴槽持参で入浴介助
訪問看護看護師が医療的ケアを実施
訪問リハビリテーションPT/OT/STが自宅でリハビリ
介護予防訪問入浴介護要支援向け訪問入浴
介護予防訪問リハビリ要支援向け訪問リハビリ
在宅
通所系
通所介護(デイサービス)総合事業
(要支援・事業対象者)
日中の食事・入浴・機能訓練(要支援・事業対象者は総合事業の通所型サービスとして利用)
通所リハビリテーション(デイケア)施設でのリハビリ中心
介護予防通所リハビリ(予防デイケア)要支援向け通所リハビリ(月定額)
短期
入所系
短期入所生活介護(ショートステイ)特養等への短期入所
短期入所療養介護(医療型ショート)老健・介護医療院等への短期入所
居住系 特定施設入居者生活介護有料老人ホーム等での介護
小規模多機能型居宅介護(地域密着)通い・泊まり・訪問を一体提供(月定額)
地域
密着型
定期巡回・随時対応型訪問介護看護24時間対応の訪問介護+看護(月定額)
夜間対応型訪問介護夜間の定期巡回・随時対応
地域密着型通所介護(小規模デイ)総合事業
(要支援・事業対象者)
定員18人以下の小規模デイ(要支援・事業対象者は総合事業の通所型サービスとして利用)
療養通所介護難病・がん末期など医療ニーズ高い方向け
認知症対応型通所介護認知症専門デイサービス(地域密着)
認知症対応型共同生活介護(グループホーム)✅※認知症専門の共同生活(※要支援2のみ)
地域密着型特定施設入居者生活介護29人以下の小規模介護付き施設
地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護29人以下の小規模特養
複合型
(地域密着)
看護小規模多機能型居宅介護小多機+訪問看護の複合(月定額)
介護予防小規模多機能型居宅介護要支援向け小多機(月定額)
施設
サービス
介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)原則要介護3以上・終の棲家
介護老人保健施設(老健)在宅復帰に向けたリハビリ施設
介護医療院長期療養+生活介護の複合施設
居宅療養
管理指導
医師・歯科医師による指導往診時の療養管理
薬剤師による服薬管理指導服薬指導・薬の管理
管理栄養士による栄養指導食事療法・栄養管理
歯科衛生士等による口腔ケア口腔清潔・誤嚥予防
福祉用具 福祉用具貸与(13品目)介護ベッド・車いす等レンタル
特定福祉用具購入(5品目)腰掛便座等購入(年10万円)
住宅改修(5種類)手すり・段差解消等(生涯20万円)
ケアマネ 居宅介護支援(ケアプラン作成)利用者負担ゼロ
予防
ケアマネ
介護予防支援地域包括支援センターが担当
※本表は2024年度時点の介護保険制度に基づきます。地域密着型サービスは原則として住民票のある市区町村内の事業所を利用します。 詳細はお住まいの市区町村窓口またはケアマネジャーにご相談ください。